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「厳しさも、自由さも。 就職後のためだったと、卒業後気づきました。」
20歳から3年間ヘアメイクのアシスタントを経験しフリーに。今では雑誌、広告、タレント、MVなど幅広い仕事をしています。日美を選んだのは、雑誌などで素敵だなと思うスタイルが日美卒の人の作品が多かったことと、校則が自由で自主性重視だったこと。入学後、友達同士で放課後に互いに髪染めやアレンジをしている時も、先生に相談すると気軽に色々教えてくれました。一方で礼儀などは絶妙に厳しく、メリハリがあり素敵な先生ばかりでした。厳しさも就職後のことを考えてくださっていたと後で思いました。仕事上は、アカデミー実習、着付などが特に役立ったと感じました。
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「在学中も、卒業後も、 先生方との絆に支えられています。」
八王子・六本木2店舗あるエステティックサロンで両店の統括マネージャーを務めています。幼い頃からマッサージが好きで、中学の頃にはエステの道にと考えていました。日美は、学ぶことが多くたいへんでしたが、おかげで苦手な分野も克服できました。中でも色々な分野の一流の先生の授業、スパ研修体験などが印象に残っています。学生時代は短いので、厳しくても絶対プラスになると思って全力で挑戦して欲しいと思います。日美はとにかく先生との心の距離が近い。卒業後も近況報告を聞いていただき、落ち込んだ時に元気づけていただいたり、今も、先生方との絆に支えられています。
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「女優やアーティストの美しさをこの手で、引き出していく。」
小さい頃からヘアメイクの世界に憧れを抱いていた私。その夢を叶えるために、数多くある美容学校の中から日美を選んだのは、メイクスクールも充実していたからでした。卒業後はヘアサロンで勤務。まずは、美容師として一人前を目指しました。6年ほど経験を積んだところで、念願のヘアメイクの世界へ。今はフリーランスとして、映画やドラマなどの現場を中心に、女優やアーティストの方々を担当しています。限られた時間しかない現場で、どれだけ目の前のモデルを美しく変身させられるか。自分がヘアメイクを施すことで、自信に満ちあふれた表情に変わっていく。それを目の当たりにすることで、私も自信がついていきました。こうやって夢を叶えられたのも、日美で学んできたことがあるからだと実感しています。特にカットやブロー、ワインディング、フィンガーウェーブなど、ヘアーについての基礎はしっかり勉強しておくことが大切。ヘアメイクをめざす人は、しっかりと勉強しておいたほうがいいですよ。まだまだヘアメイクのプロとしては半人前ですが、自分の力で、もっともっと多くの人を喜ばせたい。いつまでも楽しく、この仕事を続けていきたいですね。
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「ヘアスタイルだけでなく、働くスタイルも、自分でつくる。」
「私は、日美の落ちこぼれだなぁ…。」卒業後もそんな気持ちを引きずり、仕事に打ち込めずにいた新人時代。それでも、少しずつ先輩やお客さんから信頼され、「接客やアシスタント業務も、案外楽しいかも」と、徐々にこの仕事にのめり込んでいきました。2005年からは、現在も勤める『FLOWERS』に転職。当時はまだ設立1年目だったので、勢いもあって新鮮でした。有難いことに、若手のうちから社長のアシスタントとして、数多の撮影現場を経験させてもらい、気づけばスタイリストを飛び越えて、ディレクターという肩書きに。『FLOWERS』をどんなブランドに育てていきたいか?どうしたらスタッフみんなが働きやすくなるか?など、美容師としてだけでなく、会社づくりの領域にも、仕事の幅を広げています。そんな中、2016年には第一子を授かり、産休・育休制度を利用し、2017年に職場復帰。今は自分の経験を活かして、ママさんでも働きやすいように、早番・遅番の仕組みなどをつくっています。まさか落ちこぼれだと嘆いていた自分が、憧れだった雑誌の作品を手がけたり、会社づくりにまで携われるなんて…。美容業界で、どんな道を選ぶかはあなた次第。可能性は無限に広がっていますよ。
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「あの教室から、僕らの夢がはじまった。」
株式会社『Lond』は、日美のクラスメイト6人で立ち上げたヘアサロンです。「いつか6人で起業しよう」と、日美時代に誓い合い、やっと叶えた僕らの夢。青春の続き、みたいなものですね。日美を卒業してから、僕らは違うサロンへ就職。一緒に起業できる日を夢見て、各々の環境で、経験を積んできました。そして、『時代を牽引するサロン』をつくるために、6人の知見を結集させ、独自の経営スタイルを確立させたのです。おかげさまで、現在、スタッフ60名規模のサロンへと成長。ジャカルタへの進出も含め、7店舗へ拡大してきました。誇れることは、設立から5年経った今でも「離職率O」ということ。6人がそれぞれ異なる環境で得た気づきを結集させたからこそ、従業員が気持ちよく働けるサロンに成長できたのでしょう。思い返せば、起業した頃、僕らの前には壁ばかりだった。それでも、ここまでこれたのは、6人の仲間がいたから。18歳からの付き合いなので、お互いの強みも弱みも、知り尽くしている。最強のチームだと思ってます。1人でも欠けたら、この夢は実現できなかった。僕らが日美で一番学んだのは、美の知識や技術よりも、「仲間の偉大さ」かもしれませんね。