「ヘアスタイルだけでなく、働くスタイルも、自分でつくる。」

「私は、日美の落ちこぼれだなぁ…。」卒業後もそんな気持ちを引きずり、仕事に打ち込めずにいた新人時代。それでも、少しずつ先輩やお客さんから信頼され、「接客やアシスタント業務も、案外楽しいかも」と、徐々にこの仕事にのめり込んでいきました。2005年からは、現在も勤める『FLOWERS』に転職。当時はまだ設立1年目だったので、勢いもあって新鮮でした。有難いことに、若手のうちから社長のアシスタントとして、数多の撮影現場を経験させてもらい、気づけばスタイリストを飛び越えて、ディレクターという肩書きに。『FLOWERS』をどんなブランドに育てていきたいか?どうしたらスタッフみんなが働きやすくなるか?など、美容師としてだけでなく、会社づくりの領域にも、仕事の幅を広げています。そんな中、2016年には第一子を授かり、産休・育休制度を利用し、2017年に職場復帰。今は自分の経験を活かして、ママさんでも働きやすいように、早番・遅番の仕組みなどをつくっています。まさか落ちこぼれだと嘆いていた自分が、憧れだった雑誌の作品を手がけたり、会社づくりにまで携われるなんて…。美容業界で、どんな道を選ぶかはあなた次第。可能性は無限に広がっていますよ。