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美容もカット、カラー、そして、エステ、従来、分業性が当たり前であった。お客様もその道のスペシャリストを望み、美容サロンにてエステなど他の付属的価値しかないサービスを利用はしなかった。が、ここに来て、保守的な分業性を打破し、エステ、ネール、レストランからアカデミーまで取り入れた、メゾン ド ボーテ、ビュティー メガストアーなどのコンセプトを持つサロンが登場。それぞれの分野のエキスパートを備え、大く拡大したサロンが今注目を浴びている。
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とてもシックなブチィクの並ぶサンジェルマン デ プレ界隈。その一角に新しい『クワフファースト』がオープンした。この美容メゾンは、3階建て、1000平方メートルというヨーロッパでも最大規模を誇るサロンの1つ。地下にアカデミー、リナーズカフェ、一階は美容サロン、2階のリッチなヘアーエステ、又、事務所、モード写真-ビデオを制作するプロデュース部門も同じ建物の中にある。
「『美』とは、確かな価値である。『美』は、内面から表面へ滲み出るもの。モードは、『美』のアクセサリーにすぎない。オプティミスム、優しさ、バランスの取れた食事、タバコやアルコールのない健全な生活、それらは重要な『美』の源泉。『美』は、けして表面的なものではなく、価値あるものであり、私たちをより良く生かしてくれ、毎日の生活に調和をもたらす。女性達の個性美を引き出すことの手助けをし、肉体的、精神的に深い安らぎと幸福感をもたらす。本物の『美』の探求こそが、私たちの仕事である。」
こうしたクワフファーストの哲学は、オーナー、エリックの考え方を良く示唆している。公表は好まないようだが、彼は病院で拒食症等のよって生きる気力を失った青少年のヘアーを担当している。髪型を変えるだけで、生き生きとした表情が甦ると言う。その姿を見て、内面からの『美』の大切さに確信を持っているのだろう。
「人生は一回だけだから、今を精一杯生きたい。そして、夢を実現すること。美容のメガストアーを創りたい。2006年末には、東京にも、クワフファーストをオープンする予定。自分の夢は、生き生きと活力に満ちたサロンそのものなんだ。」
エリック ファルツグラフ、真のオーナーとしてのその手腕と芯の強さに敬意を払いたい。
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フランス語読みで、「ヴニュス エ マルス」。女性の星座ビーナスと男性の星座マルスを名をつけたこのサロンは、アベニューモンテーニュの側、とてもリッチな8区にある。3年前にオープンしたこのサロンは、地下にエステ、1階が美容、中二階にレストランというの450平方メートルの大きさを誇る。
「美とくつろぎ、そして読書、グルメな美味しいもの、モードと友情の出会う場所が創りたかったの」と美容師のバレリーと、プレス、マーケティングを受け持つパートナーのべルジニ 。
30代、40代の働きかつ子供を持つ忙しい日々を過ごす女性たちが、自分のことは後回しにしている生活の中で、いつか時間ができたらしたいことのリストのようなことができてしまうサロン。バレリーもべルジニも40歳。自分がしたいことはきっと皆も望んでいると、同じ世代の女性に自由にくつろいでもらうために創られたこのサロン。もちろん、こんな楽しい空間だから、男性にも人気。特に土曜日の午前は若い男性が多く、ひげ剃り等の理容も導入する予定。男性のための個室だってある。
「衛生的で、冷たく、白一色のサロンは、時代遅れ。居心地がよく、温かい温もりを人は求めている」とバレリー。「ここに来るのが好き。美容サロンって感じがしないから」と言われるのが嬉しいと言う。パリのビーナスとマルス達は、仕事をし、家庭を築き、そして、精一杯自分の時間と美容とモードを楽しんでいるようだ。
(レポーター 日美パリオフィス 岡田小夜里)
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