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パリでは、毎年一回大きな美容の祭典が行われる。「モンディアル クワフュール ボテ - MBC」。今年は、2005年9月17日から19日に、規模がさらに大きくなりポルト ド ヴェルサイユにて行われた。美と美容の世界に働くプロたちがフランス国内、ヨーロッパか各地から集まる。ヘア商品、道具、機材、サロン内装、装飾等々の展示会、技術展示、講義、コンクール、新商品についてのアトリエ、ワークショップ、そして、美容ショー。
2004年には、6万人が訪れたという。トレンドを、モードの流れを肌で感じるために、新しいクリエーター、新しいカットテクニック、シーズンのカラーを見るために集まった美容の意欲に会場は活気に満ちていた。
グランドショーは、ウージェンヌ パルマ、シュワァルツコフ、ロレアル、ウエラ、フランス美容協会がそれぞれ選んだトップヘアスタイリストにより行われた。祭典の名にふさわしく、ヘアスタイル、衣装、舞台演出も、かなりショーアップされたものであった。
MBCが分析する美容の新しい傾向
●レザーを使って、アウトラインをしっかり完璧にブラントが、新しいカット『ネオ - エレガンス』
●時とともに変化する、植物性カラー『エコロジー デュラーブル(持続性)』
●古着のようなスタイル。スタイリングしながらも、それを崩してラフさを与える『ヌーベルヴァーグ』
●ヴィンテージ精神、『ノスタルジー レヴィジテ(再び振り返る)』
●エクステを使って変身
MBCの2005 秋冬の傾向
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マイヤリング”Mayerling”--- ロングヘア、三つ編みをしたり、ちょっとセットしたり、ノスタルジックなロマンティック。
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ディビンヌ“Divine”(天上的な)--- ちょっとはずしたブルジョワ風。リボンなどで、髪をとめ、ボリュームを与える。カチューシャが戻って来た。
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ノワー バロック“Noir Barock”--- 両性的なスタイル。シャギーのロングヘア。トップのボリュームはタイトに、メッシュが長く風になびく。
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ネオデザイン “Neo design”--- ボリュームの超タイトでグラフィックなフォルム。ずれたようなバンクは長さの違いを楽しむ。
MBC グランドポディウムで行われたフランクアボガドリー(Frank AVOGADRI)のショー。彼のショーは毎年大盛況。ラスベガス、ハリウッドをテーマにしたゴージャスで、フェミニンなショーだった。
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50年の歴史を誇るHCF。オート クワフール フランセーズは、世界に1500人の会員を持つ。クリエーティブチームのメンバーは現在20人、年に2回のコレクション、ショーを通してそのアート感覚を披露する。今年は、MBCの会場内にて行われた。
デュエルとは、決闘、対峙の意。寒色と暖色、マスキュリンとフェミニン、短い髪と長い髪が対立し合うスタイル。これらのコントラストが、強い個性と魅力を表す。この無造作でエキセントリックな時代に、型にはまらぬ個性を求めて。
■ ショー「ダンディ」
■ ショー「クイーン」
■ ショー「ロック」
■ ショー「サーカス」
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アレキサンドル ド パリのコレクションショーが、同じ9月に行われた。
フランスでも、規模を持つフランチャイズサロン企業はコレクション発表ショーを行う。色々なタイプのショーがあり、企業戦略を全面に出すもの、アイドル歌手を招いてスター性を訴えるもの、テクニックデモンストレーション的なもの等々。
その中でも、同じ9月に行われた美容界大御所「アレキサンドル ド パリ」のコレクションショーは、ショーアップされたとても美しい幻想的なスペクタクルだった。ヘアスタイルの指導から演出まで、全てアートディレクターのジョンリュックミネッティー氏が行う。今回のテーマは、アジアンな中国とフランスのロココ。
(レポーター 日美パリオフィス 岡田小夜里)
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