「憧れの街、ニューヨークで、ついに自分のお店をオープン。」

世界で活躍できるクリエイターになりたいとの夢を胸に、2012年に渡米しました。現在はニューヨークのヘアサロン『ANTHONY GIANNZERO HAIR SALON』に勤務しながら、週2回、別のネイルサロンでも働いています。それに加えて、いろいろな撮影現場でのクリエイティブにも携わっています。アメリカではヘア、メイク、ネイルと、それぞれ技術者が分かれているのが普通。私のように一人ですべてをやるのは珍しく、撮影現場でも驚かれます。どの仕事も私にとっては大事なので、一つには選べません。いろいろなことをやることで、全体的にスキルが磨かれている感じがありますね。美容の仕事は、お客様の満足がダイレクトに伝わってくるので、常に真剣勝負です。これといった正解はなく、毎日が新しい答えを求めての模索。これが私にはすごく刺激的で、人生を面白くしてくれるんです。特にニューヨークには、創作をする人間にとってはチャンスがたくさんあり、自分次第でさまざまな経験ができます。今は、ついに自分のお店をオープンするために、バタバタと準備中です。当面の目標は、サロンの運営を軌道に乗せること。そして将来的には、日美の生徒たちが研修に来られるような仕組みをつくりたいと思っています。